10%引き?半額ですよね。
松川さゆりです。
今日、月曜日は一部商品を除いてすべて10%引きの日です。買いたいものをいろいろメモして来ました。本当はお酒も買いたいのですが、あいにくお酒は除外品になっています。すごく残念です。
店の中をぐるっと回ると、かごも結構一杯になって来ました。そろそろレジへ行こうと思っていたら、お魚売場で、お刺身が半額になっています。中とろと鯛とサーモンの盛り合わせです。美味しそうです。
主人の再就職先もまだ決まらないし、とても贅沢ができるような状況にはないのですが、たまには気分転換、気分転換。思い切って買っておきましょう。
今日のレジ係りは若い女性です。順調にレジ打ちが進んでいたのに、お刺身のところで引っ掛かってしまいました。そしてレジを打ち直しています。半額に打ち直してくれたに違いありません。
袋はご入り用ですかと訊かれたので、要りませんと答えると、エコ割引きで2円お引きしますとのことです。1円を笑う者は1円に泣く。母がよく言っていた言葉を思い出しました。
レジで支払いを終えて、持参の買い物バッグに買ったものを詰めようとしてレシートにふと目が行きました。レシートの全体合計金額が10%引きになっていて、お刺身が半額のはずなのに、そうなっていません。
いつもは、レシートをチェックすることなどないのですが、今は虫の知らせというか、少し気になって見てみた結果、間違いに気付いたということです。さっそくサービスカウンターへ行き、事情を説明すると、正しいレシートを打ち直して、差額を返金してくれました。よかった。
帰り道、今日も犬のくろちゃんには会えませんでした。猫たちはどうでしょう。みゃぁ、みゃぁ、鳴いていますよ。今日は2匹います。薄いベージュの猫と、虎のような縞模様のチャコール・グレーの猫です。
とらちゃんの耳には三角の切り込みがあります。野良ですが、いわゆる「地域猫」ということで避妊・去勢手術をして外での生活の面倒を見てもらっているのでしょう。
いいこだねぇ。ベージュの猫に呼び掛けました。フーッと歯を剥かれました。ベージュの猫はあきらめて、とらちゃんに声を掛けました。いいこだねぇ。みゃぁ、鳴いてくれました。
きょうの気分は「ナポリタン」と「赤ワイン」で。
SUNTORYのDELICA MAISON、720mlでペットボトルに入っていますが、お値段の割に美味です。節約しても美味しいワインって、探せばあるのですね。
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女性は今も太陽
本屋の店長の本野六四朗です。
原田さんに口説き落とされて重い腰を上げましたが、なかなかネタが見つからず悩んでいます。最近よく売れている本を見ていると、高齢の女性の著書が目につきます。
「100歳の精神科医が見つけたこころの匙加減」高橋幸枝 飛鳥新社
「老いも病も受け入れよう」瀬戸内寂聴 新潮社
「103歳になってわかったこと 人生は一人でも面白い」幻冬舎 104歳現役美術家、篠田桃紅
「小さなことの積み重ね 98歳現役医師の“元気に長生き”の秘訣」マガジンハウス 高橋幸枝
このように、高齢の女性の作品は枚挙に暇がありません。
佐藤愛子と遠藤周作のエピソードは私が書こうと思って大切に取って置いたのに、原田さんに先を越されてしまい残念です。これからは、機密保持に細心の注意を払って行こうと深く反省しております。
女性の活躍に比べて男性はと言うと、遠藤周作は1996年に73歳で鬼籍に入っています。もう20年も前のことになります。
文筆の世界のみでなく、政治の世界でも女性の活躍は目覚ましいものがあります。東京都知事の小池百合子氏の築地市場の移転、2020年の東京オリンピックでの手腕が期待されます。いずれの案件もまわりの関係者や責任者を逃がさず巻き込んでいるのは、なかなかのものだと思います。まわりはくせ者ばかりだら、これからが正念場ですが、頑張って欲しいものです。
きょうの気分は「すき焼き」に「チジミ」と「ビール」で。
マッタケを頂いたので、すき焼きに入れてみました。落語ではありませんが「匂い」でご飯が数杯食べられそうは程、良い香りでした。
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恐るべし、親知らず
笛寺だ。
歯の調子がすこぶる悪かった。奥歯がしくしくと痛んだ。
医者がいやで、その中でも歯医者は特に苦手で、なるべく近寄らないようにしてきたのだが、我慢も限界に達して、あきらめて歯医者に行くことに決めた。しかし、そんな医者嫌いで、行きつけの医者などないから、仕方なくもっとも近くの歯科医へ行った。
歯医者はレントゲン写真を見ながら、「親知らずが、奥歯を押していますね。入院のできる病院を探して下さい。うちでは、ちょっと無理です」と言う。
「入院?」たかが親知らずで、入院とは。その翌日、歯科のある総合病院を訪ねた。レントゲン写真をかざしながら、若い男の先生が唸っている。「う~ん。これはなかなか難物だな」少し痛いですよと断って麻酔がうたれた。「口を大きく開けて下さい」と言いながら、メスを手にしている。
親知らずが歯茎の中に完全に埋まってしまっているので、まず歯茎を切り開くという。ややあって、口をすすいぐように言われた。コップの水を口に含んで吐き出して驚いた。まるで血の海だ。麻酔が効いているので痛みは全く感じないが相当の出血のようだ。
気がつくと、先生はヤットコを手にしている。口を大きく開けるように言われて口を開けたが、もっと大きくという。しかし、それはもう無理。
しばらく考えていた先生だが、親知らずを2つに分割しないと取り出せないという。分割するためにドリルで歯に孔を開けてその孔を連続させて歯を分断するという。
そんなとき、看護師の女性たちの声が聞こえてきた。「親知らずの手術?明日は口が開かないほど腫れるのよね」嫌いでたまらないエヤードリルの音に耐えて、ようやく切断が終わった。
「後は抜くだけです」再びヤットコの登場。「もっと大きく」口を開けろという。顎が外れそうだ。「終わりました」先生の手には2つに分割された血だらけの親知らずがあった。
翌日目覚めると、口を開けられない。上下の唇を離すことさえできない。もちろん、食事など・・・入院のできる病院へ行けという意味がようやく納得できた。
そんな痛い思いを克服したきょうの気分は「生姜天ときくらぎ天」に「から揚げ」に「枝豆豆腐」と「蔵酒の冷酒」で
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出てきた鶏の丸焼きは・・・
吉岡です。
ブルガリア'80s 山西の日記(2)
シャワーを浴びて、レセプションへ降りて行くと、先に一人の男が何か話している。後ろに並んで待っているとレセプションの女が、こっちへ来いと手招きする。
三人は同じグループだと言っている。同じグループではなく、別々だと何度も言うが、相手は聞く耳を持たない。仕方なくバウチャーと言うものを渡されて指示されたレストランへ向かう。
テーブルに就いて、メニューを頼むと、メニューはないと言う。仕方なく、バウチャーを渡しそのまま料理が来るのを待つ。一緒に食事をすることになった男は自分のことをインド人だと話した。一年に一度はソ連に来るらしい。貿易商だと言っている。
隣のテーブルに来た係りの女性を捕まえてインド人が何か話している。ライスをつけるように頼んだと言う。日本人は米が好きだろうと言って笑っている。前歯が欠けている。
そのうち、メインディッシュとおぼしき鶏の丸焼きがでてきた。一人一人、丸々鶏一羽が皿に載っているのだが、ずいぶん小ぶりな鶏だ。フォークとナイフでつついてみるが、食べるところが見当たらない。思わず久保田さんと顔を見合わした。仕方なく、鶏をひっくり返してみるが、内側も、あばら骨が見えているだけで、肉はない。
インド人は慣れたもので、ナイフとフォークで、骨にしがみついている僅かな肉をそぎとっている。皿の右すみに一握りの米が盛りつけてある。インド人が右手に持ったナイフでにつつきながら、米だと笑っている。やはり、歯が欠けている。肝心の米は、なんだかべちゃべちゃした感じだ。
「食べるものが有りませんね」久保田さんが言う通りだ。二人が諦めて立ち上がると、インド人が驚いたように我々を見上げて、肩を竦めてみせた。空腹を抱えて寝た翌朝の食事もパサパサのパンと干からびたチーズだけの粗末なものだった。
以下、吉岡記。
やはり、案じていた通りの、ひどい食事だなあ。ブルガリアも似たようなものなのだろうか。
末尾になり誠に恐縮ですが、ここで、10月の月間MVPに選んでいただきましたことに対し心から御礼申し上げます。これからも引き続き投稿させていただきますので、よろしくお願いいたします。
人から「堅いやつ」や「石部金吉」とも言われたりしていますが、そんなに固くはないですよ。やわらかいとこもあります。
そんなきょうの気分は「さばの味噌煮」に「肉じゃが」「数の子わさび」と「極上 吉乃川」で。
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10月の月間MVP
塾長です。
立冬を迎え、今日は冷たい雨が降っています。明日はもっと気温が下がるとのことです。秋を通り越して暦と同じ勢いで冬へ向かっているような気候ですね。
さて、10月の月間MVPを発表いたします。今月は「吉岡慎一郎」に決まりました。
吉岡さんは9月はメキシコのプロジェクトでメキシコ出張、帰国後の10月からは新たにブルガリアのプロジェクトに参画され、文化や慣習の違いでいろいろと苦労されていらっしゃます。その苦労話がなかなか面白いですね。真面目に苦労されている本人を目の前に面白いなどとはちょっと失礼かもしれません。
メキシコでは転勤した彼氏を単独追ってきた女性に会い、ブルガリアのプロジェクトではソフィア大学出身の金髪美女の通訳ユリアと仕事をし、男性ばかりの職場かと思いきや、女性との接点も多いようでなかなか艶っぽい話もあるようですね。
今日は、そんな真面目な吉岡さんに海外プロジェクトでのよもやま話を聞いてみたいと思います。
塾長:吉岡さん、日々ご多忙の中、家飲み塾生としての投稿有難うございます。今後、ブルガリアに出張に行かれると思いますが、ラテン系のメキシコでの仕事と比べ、ブルガリアはどのような国ですか?
吉岡:メキシコ人はラテン系だけあって底抜けに陽気ですが、ブルガリア人はちょっと暗いかな。でも、みんないい人ですよ。
塾長:ブルガリア人は、一般的にお酒好きですか?
吉岡:好きですね。大好きです。メキシコではテキーラですが、ブルガリアではラキアという60度くらいある強い酒を平気で飲みます。
ウォッカも飲みますが、ユリアの話によると、ウォッカは水がわりだそうです。まあ、半分は冗談だと思いますが。
吉岡さん、有難うございます。これからも吉岡さんの海外レポートをお待ちしています。文化の違いからどのようなことが起こるのか、ハプニングを期待しています。
そんなきょうの気分は「アボガドとマグロのわさび醤油和え」に「チリコンカン風」と「コロナビール」で
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冬立つ
標野茜です。
今日11月7日は24節季の立冬です。早くも冬の始まりです。
北の国から初雪の便りが届いたと思うと、今度は木枯らし一号も吹いたと報じられました。確かに日はどんどん短くなるし、お日様の光りも弱々しくなって気温も下がります。
暦の上でも実際の生活でも冬の到来がひしひし感じられ、防寒具が恋しくなるほどです。
立冬の七十二候は、
山茶始開(つばきはじめてひらく):時雨がちな天候の中、山茶花が咲く。
地始凍(ちはじめてこおる):夜間の冷え込みが厳しくなり、大地が次第に凍っていく。
金盞香(きんせんかさく):ここで言う金盞花とは、水仙のことで、白い花が冬の到来を告げる。
昔、山茶花という字をなんの疑いもなく「やまちゃか」と読んでしまい、母から大笑いされた記憶があります。
それにしても、いくらなんでも水仙はまだ早いと思いますが。
今日は久し振りに奈良に来ています。斑鳩の里の次には、西ノ京へ行こうと言ってくださった方は、今はもういません。ここで、淋しいなど言おうものなら、生者必滅会者定離だよと諭されそうです。
一人で、まず西ノ京、薬師寺を訪ねました。残念ながら、東塔は改修中でしたが、西塔、金堂、講堂は新しく立派で美しい姿を見せてくれていました。
祖父から聞いた話なのですが、50年前の薬師寺は建物として見るべきものは東塔しかなく、荒れた建物の中に、薬師如来、日光、月光両菩薩、聖観音菩薩が祀られていたそうです。
薬師寺の後、唐招提寺を訪れました。金堂の屋根は、しなやかでいて、なおかつ力強い姿を見せてくれました。天平のおおらかさを堪能しました。
帰りに八百屋さんの店先で、かりんを見つけました。手に取ってみると、とても良い香りです。店の人が「果実酒にしても、砂糖漬けにしても美味しいですよ」と勧めてくれました。果実酒、砂糖漬け、どっちも試してみます。
立冬のきょうの気分は奈良で買った「柿の葉すし」に「蓮根のきんぴら」「いんげんの胡麻和え」と「吟醸酒 吉乃川」で
蓮根は、穴が多く見通しがよいことから縁起物とされているそうですね。夏に気温が高くお天気が良い年は豊作と云われているそうです。
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パワ・ハラ昨今
下戸の塾生、西川です。
先日、大手広告代理店の若い女性社員が100時間を越える残業のせいで過労自殺したという痛ましいニュースが大きく報じられました。たまたま、この前の日曜日、母に用事があって家を訪ねたら、暇を持て余している父に捕まり、話題が過大な残業時間のことになりました。
父が入社した時、複数の大きな注文が舞い込み、業務は多忙を極めたそうです。父が所属する部の部員は一人の例外もなく100時間を越える残業を強いられたそうです。
当時は、土曜日が休日ではなく、土曜日も普通通りに働いた上での残業だから、現在の労働条件に合わせると140時間になんなんとする残業だったそうです。日曜日も月一回かよくて二回しか休めなかったそうですが、部員は全員何事もなく、過酷な労働条件に耐えたそうです。
父に言わせれば、大手広告代理店の若い女性の場合、残業時間の多いこともさることながら、それ以外の環境に問題があったのではないかとのことです。例えば、長時間働いたにも拘わらず思ったような成果が得られなかった時の精神的な落ち込みがいかばかりかは容易に推量出来た筈だが、そのフォローができていなかったのではないかと父は話していました。
話は変わりますが、父はこんなことも話してくれました。
父が入社した時、会社の概要説明があり、人事の担当者から、「有休休暇はすべて消化して下さい。当社は休暇を金で買い上げるようなちゃちな会社ではありませんから」と、言われたそうです。
ところが、一年目は、多大な残業こそすれ、休暇など取るどころではなく過ぎて行ったそうです。
仕事も一段落した入社して二年目のゴールデンウィークのとき、九州から奄美大島への一人旅を計画した父が三日の休暇を申請したところ、所属課長から呼ばれて、西川君は結婚でもするのかと嫌味たっぷりに言われたそうです。
今なら、こう言う言動はパワー・ハラスメント、パワ・ハラと言われるのでしょうね。
きょうの気分は「おふくろの味」・・「さんまといかの刺身」「納豆・おくら・ワカメの和え物」「きのこのみそ炒め」に「豚汁」
これからの季節、「豚汁」のうまさが、下戸の僕には五臓六腑にしみわたります。
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