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さわらび家飲み塾

~きょうの気分は?~

ルミナリエも終わって

塾生(東谷)

下戸の東谷です。久しぶりの投稿です。 

神戸の三ノ宮で12月2日から行われていたルミナリエが11日に終りました。

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僕は神戸に住んでいて1995年1月17日の震災も経験しました。僕の住んでいたマンションは地下の駐車場が潰れ、大きく傾いてしまい全壊でした。今でも覚えているのは、ドスンドスンと激しく突き上げるような揺れの後、ザアザアと強い雨が叩きつけるような音が続きました。後になって思えば、あれはマンションの外壁のモルタルが剥がれ落ちる音だったのです。

地震に遭遇した人達は、自分たちの身の回りのごく狭い範囲の情報しか手に入れることができません。当時は携帯電話もなかったし、インターネットもないからなおさらです。当時の情報源と言えば、ラジオに頼るしかありませんでした。長田が燃えているとラジオで聞かされても、阪神高速道路が倒壊したと言われても想像力を働かせるしかなかったのです。日本全国の人々がテレビの画面で、何度も何度も見ている情報が被災地の人々には見ることができないのです。

あれからもうすぐ22年が経とうという今、神戸の町を歩いていても、震災の爪痕は探すのさえ困難なほど見当たらなくなりました。

とは言うものの、倒壊後再建された住宅やマンションはローンの終わっていない人達も多いと思います。

こう言っている僕自身が、あと20年のローンが残っています。また、マンションが再建された当初は倒壊したマンションのローンも残っており二重ローンの状態でした。

僕は幸いにして、若かったから精神的にも、所得面でも、難しい局面を乗り越えることができましたが、だれもがそうだったとはかぎりません。

それでも、時は淡々と過ぎていきます。

東北地方でも、熊本でも大きな地震がありました。そんななか、ルミナリエも最初の数年間とは、その持つ意味が変わったと思います。

年々、記憶は風化していく。それは防ぎようがありません。今はそれをそのまま静かに受けいれたいと思います。

きょうの気分は「おでん」で。

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大根が「しゅんでいて」とても美味しいです。

 

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