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さわらび家飲み塾

~きょうの気分は?~

名医とは

塾生(西川)

下戸の西川です。 

父が緊急入院しました。脳梗塞の発作で倒れました。

特にこれといった病気もなく、元気だったので、母から入院を告げられた時はいささか驚きました。ちょうど、朝食を済ませ、出勤の準備をし終わった時に電話が鳴りました。母からでした。相当、取り乱した様子でしたが、無理もないと思います。

朝、いつも起きてくる時刻になっても、寝ている二階の部屋から降りて来ず、不審に思った母が父の部屋に行ったところら苦しんでいたそうです。

父は元来医者が嫌いで、最近は定期的に案内が送られて来る健康診断にもまったく行っていなかったと聞いています。そんな医者嫌いの父でしたが、その父から、印象に残った二人の医者の話を聞いたことがあります。

一人目は、父が大学生だった時の話です。大学の定期健康診断で若い医師から質問されたそうです。「酒は飲むか」と。

以前お話したことがあるので、覚えていらっしゃる方もおありでしょうが、父は奈良漬一枚で真っ赤になるような人ですから、即座に飲まないと答えたそうです。それを聞いた医師は、「それはよかった。今後もアルコールは止めておいた方が良い」と言ったそうです。

アルコールに弱いからかと父が訊ねると、医師は父の質問には答えずに、突然想定もしないような質問をしてきたそうです。「小さい頃に、ひきつけを起こしたことはないか」と。実は、幼い頃の父は熱を出す度に、ひきつけを起こして祖母を心配させていたそうです。なぜ、そんなことが分かるのかと父が訊ねると、医師はただにやにや笑って何も答えなかったそうです。

もう一人の医師とは父が会社を辞めた後に出会ったそうです。

会社の定期健康診断で不整脈が見つかり、会社の病院で心臓の治療を受けたそうです。担当の医師は大学の医学部から派遣されていた心臓の専門医だったのですが、いくら投薬を受け続けても一向に不整脈は治まらなかったそうです。会社を退職した後も、薬を出してもらい飲み続けていたそうです。

しかし、そんなある日、たまたま風邪をこじらせた父が、余りに体調が悪くて近所の腎臓の透析を専門とする医院を訪ねた時です。肺炎になりかけていると言われたあと、他に具合が悪いところはないかと訊かれた父が、不整脈が治まらず薬を飲み続けていると告げると、その医師は分厚い本を取り出して、しばらく読みふけっていた後、

「一回、薬をやめてみませんか」と、言われたそうです。

薬をやめれば病気は治る (幻冬舎新書)

薬を飲み続けていても改善の兆しが認められない父は、近所の医師の勧めに従い薬をやめたそうです。薬をやめたあと、不整脈は嘘のように収まったそうです。

「あの二人は名医だね」そう、父が言っていたことをふと思い出しました。父も年なので、体調管理に注意して長生きして欲しいと願っています。

きょうの気分は「鱈のホイル焼き」に「切干大根」そして「漬物三種」

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小茄子のからし漬けは、ご飯が進みます。

   
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