じじばば考
はじめまして、小言 幸兵衛(こごと こうべえ)と申します。以後お見知りおきを。
最近「じーじ」、「ばーば」と孫に呼ばせてやに下がっている人たちをよく見かけます。
孫だけではなく、自分の息子或いは娘夫婦からも「じーじ」、「ばーば」呼ばわりされて、何の抵抗も違和感もないのでしょうか?
以前の日本人ならば、おじいちゃん、おばあちゃん、おじいさま、おばあさま、おじいさん、おばあさん、じさま、ばさま、なんとまあ日本語の多様なこと。
ただ、どの呼び名にも「お」、「さま」、「さん」という敬称が付いています。
「じい」などと敬称なしで呼ぶのはどこかの若殿ぐらいのものだったのではないでしょうか。
孫に対して友達としてありたいという願望のなせる業(わざ)が、こうさせるのでしょうか。
学校では、多くの先生達が生徒達と友達になるべく腐心しているようです。家庭では、親達が息子や娘と友達関係を樹立すべく躍起になっているようです。
「じーじ」、「ばーば」のみなさん、ここは思いきって、「じじー」、「ばばー」にしてみてはいかがでしょう?
そんな小言のきょうの気分は「豚肉の味噌漬け」「肴の3種盛り」に「ビール」
初登場を祝して、ガーベラ添え
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ブランチにご注意
本田千秋です。
昨日のリカの話、私もリカの元カレを知っているので、グッと来るものがありました。
自分たちがアラフォーなのですから、親の世代も当然、年をとっているんですよね。中学生の時は、大学生が大人に見え、二十歳になれば、三十代がとても年上に見えた。
ところが自分がその年齢になっても、あんまし変わらないんですよね。外見は変わっていくのに。まさに「花の色は うつりにけりな いたずらに わが身世にふる ながめせしまに」です。図々しいですか?
このくらいは私も知っています。フフフ、小倉百人一首の小野小町の歌ですよね。昔はお正月に親戚一同が集まると、やったものです。懐かしいなぁ。
今日は、カラーコーディネーターの研修会が昼過ぎからあったので、食事はブランチにして、カレーをてんこ盛りに食べました。えっ?先日のカレーではないですよ。
また昨晩作りました。これで「じゃがいも」もかなり消費されました。
で、食後、二時間近く経ちますが、まだこなれていません。クルピイと思いながら、バス停に向かっていると街角にコック姿のインド人が、「こんちは~」といって、チラシをくれました。
悪い予感がしました。そんな予感はあたるもので、今、見るのもいやな「カレー大盛りセット」ですって! よりによって、なんでカレーやねん!と、ひとりつっこみをしたくなるシチュエーションでした。
でも、チラシ、捨てる訳にいかないので取っておきました。割引券が付いているのでまた使うかも・・なんや、つかうんかい?と、また一人つっこみを繰り返す関西人でした。
そんなきょうの気分は、ダーリンは飲み会ということで、カラーコーディネーター仲間とお寿司屋さんでかる~く一杯
毎週火曜日は生中、470円が370円なんですよ。って、グラスビール(270円)を飲み終った後に女将さんに言われた。飲む前に言うてよ!と本日最後の一人つっこみでした。
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元カレのお母さま
田辺リカです。
今週後半から師走に入ります。職場の銀行もそろそろ慌ただしくなってきました。年賀状の販売も始まっていますし、クリスマスのデコレーションなど否が応でも年末モードへシフトしていきます。
そういえば、融資課長が今年の忘年会の日程調整を始めていたなぁ。支店長や部長クラスの予定優先ですからね。昔はクリパ(クリスマスパーティー)も盛大にやっていましたが、最近の若い子たち、今一つ盛り上がりに欠けるみたいで、数年前からはなくなりました。
今日帰宅すると喪中ハガキが届いていました。お世話になっていた弁護士のご家族からでした。享年75歳 ちょっとまだお若いです。実はこの弁護士先生、学生時代に付き合っていた元カレのお母さまなのです。
彼とは5年ほど付き合い、結婚直前までいったのですが、結局別れてしまいました。同級生だったこともあり、他愛のない喧嘩なども多く、ご縁がありませんでした。
その後、15年ほど、今に至るまで音信不通で連絡先も知りませんでした。
この元カレのお母さまは、辣腕弁護士で学生時代に司法試験に合格し、結婚後も3人の男の子を育てながら活動をされていました。実は私がこの元カレと別れた後に付き合った人と婚約をしていたのですが、相手の不義理(あぁ~古い言い方ですね)で婚約破棄をしたんです。
その時に、お世話になった弁護士先生でした。元カレのお母さまという立場を超えて、対応をしてくださいました。その時に「まだ若いんだし、ドンドン仕事をして、自分を磨いていってね」と暖かい声をかけて下さいました。その後、年賀状だけのやり取りですが、今年のお正月まで10数年続きました。こちらの仕事の近況などをお知らせすると、とても喜んでくださったのを思い出します。
供花やお焼香をさせて頂きたいと思い、学生時代の共通の友人に連絡をとり、元カレの連絡先が分かりました。この喪中ハガキが来なかったら、別に嫌な思い出があったわけではないけど、日常生活に必要もないので、連絡をとることは一生なかったかもしれません。
メールをするとすぐに返事がありました。「母が亡くなったことを知らせるのが遅くなりすみません」と。お互い文章はビジネスライクでしたが、懐かしく、そしてお互いとお互いの家族を思いやる気持ちが伝わってきました。「まだ現実として実感がなく、感情に蓋がされているようです」との文章を見た時は、思わず涙がこぼれてきました。近々、お焼香にお邪魔させて頂く予定です。
ちょっとしんみりしてしまいましたが、きょうの気分は「水餃子」に「冷酒(大阪屋長兵衛)」で。
この大阪屋長兵衛、元カレと付き合っていた頃、うちの父にプレゼントしてくれたお酒でした。あぁ~ちょっと今日はメランコリックですね。
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どうしよう、告白されました
書店でバイトの原田です。
自転車置き場ができてから、店への通路がきちんと確保され、来店されるお客様にご迷惑をお掛けすることが少くなりました。店長も喜んでいます。その店長なんですが、けさ私の横に立って何だかもじもじしているんです。
「えっ?なんですか?」
「実はな・・・」
まだ、もじもじしています。ひょっとしたら、告白?ここは、お店ですよ。それに、私は夫も子供もいる身ですよ。困ります。何だか、こちらまで緊張してしまいます。
「思いきって言うけど」ついに・・・
「へい」はっきり「はい」と答えた積もりでしたが、声が震え「へい」と言ってしまいました。なんや丁稚どんみたいやんか私。
「今度、自分でブログ始めたんや」えっ?えーっ?なにそれ?もじもじすることとちがうやんか。なんや、そんな告白?緊張して損したわぁ。
手のひらにうっすら汗をかいてしまいました。これって、私のほうがおかしいんやろか?
「おかしいか」真面目な顔で店長が訊いてきます。
「いえ、何もおかしいことないですよ」おかしいのは、私かも知れへんと言い掛けて慌ててやめました。
「街の本屋は絶滅危惧種か」
「なんですか?それ」
「ブログのタイトルや。やっぱりおかしいか」
「いえいえ、なにもおかしいことなんかありませんよ。それより、論文のタイトルみたいですね」
「やっぱり、おかしいか」
おかしいない言うてるのに、ひつこいひとやなぁ。もう、腹立ってきた。あっ、お客様や。「はーい」
ちょっとドキドキしたきょうの気分は「鯛の塩焼き」に「がんもどきの炊き合わせ」「高菜の炒め物」に「熱燗」で
高知に行ったときに買った尾戸焼の徳利、藍色の呉須で絵付けされたものです。お気に入りのものです。
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来年はメジャー
河内です。 約2か月ぶりです。
今の我々は、スポーツの世界で類い稀なる才能を目(ま)のあたりにしているのではないでしょうか。
ゴルフの松山英樹とテニスの錦織圭の二人です。二人共にゴルフ、テニスという個人競技の選手です。二人共に世界ランキングで10位以内という強者(つわもの)です。
ゴルフもテニスもそもそもスポーツを生んだ国、イギリスを発祥の地にしているスポーツです。世界を舞台に優勝を経験しているこの二人に今期待されているのは、日本人男性として誰も達成したことのない四大大会での優勝ではないでしょうか。
ゴルフの4大大会と言えば、マスターズ、全米オープン、全英オープン、全米プロ選手権。
松山はアメリカのツアーで既に2勝。松山は得意なクラブは何かと聞かれてパターと答えたと聞きます。ゴルフの世界では、パット・イズ・マネー。大いに期待が持てます。
テニスの四大大会と言えば、オーストラリア・オープン、ウインブルドン大会、フランス・オープン、全米オープン選手権。
今行われているツアーファイナルでジョコヴィッチに破れたとは言え、錦織がベストフォアまで残ったことは、やはり評価すべきと考えます。ランクの上位者が往年の強さを失いつつある今、錦織がもう一皮剥ければ、四大大会での優勝も夢では無くなるでしよう。
ゴルフの松山英樹、テニスの錦織圭、この二人の栄光への道の近からんことを。
そんなきょうの気分は「しゅうまい」に「ブリとねぎの焼き物」に「ビールで」
海外の試合をリアルタイムで放送されるのは嬉しいですが、寝不足が続きます。
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殺芋事件
本田千秋です。
今日は、東京では11月の降雪が54年振り、箱根は一面銀世界、気温も1℃と、冬真っただ中のようなお天気です。
11月の第4木曜日の今日は、アメリカの感謝祭(Thanksgiving Day)ですね。七面鳥を食べることから、またの名を「七面鳥受難の日」とも言われているそうです。以前、ブッシュ大統領時に、ある七面鳥が恩赦をうけているのをニュースで見ました。ユーモアのある話ですよね。
話かわり、わたし知床の近くの斜里というところにある「じゃがいも農園」から、野菜を頼んでいます。夏は粒がそろった美味なとうもろこし:恵味ゴールド(黄)と雪の妖精(白)が送られてきて、とても楽しみにしています。秋から冬にかけては「人参・かぼちゃ・じゃがいもや玉ねぎ」などが送られてきます。
今回はたくさん「じゃがいも」が送られてきて、それを見たダーリンは「今夜も肉じゃが・・」と、ボソッと独り言のように呟いているのが聞こえました。
「今夜も?も?」・・そうですか。料理のレパートリーが少なくて、すみませんねぇ~と少々ムッとしながらも、ネットで献立検索をしてみると、「じゃがいものガレット」、平たく言うと西洋風お好み焼きを作ることにしました。
じゃがいもをスライサーでさっさと千切りにして、フライパンにオリーブオイルを入れて、じゅ~じゅ~と炒め焼いていきます。焦げ目を出来てきてなかなかいい感じ~♪と思い、ガレットを裏返して両面をこんがり焼こうと思い、で、ここで、今から思えば、冷静に考えたらわかることなのに、やめときゃいいのに、無謀にもフライパンのガラス蓋にひっくり返し、それをお皿に入れ、フライパンに戻そうとしました。
そら、ガラス蓋は湾曲しているし、ガレットが乗ったら重たいし・・そうです。悲劇は起こるべくして起きました。
ガラス蓋に乗り損ねた「じゃがいものガレット」は、火が燃えさかるコンロ一面に落下、メラメラと焼かれていきます・・殺人ならぬ殺芋事件発生です。千切りにしたじゃがいもがあたり一面に散乱し・・・おかげさまでコンロ周りがきれいになりました。
思わぬところでコンロの大掃除をしたきょうの気分は「カレー」に「赤ワイン」で
「肉じゃが」と「カレー」って、調味料だけの違いだけなのは我が家だけでしょうか・・
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小雪(しょうせつ)
標野 茜です。
今日、11月22日は小雪です。
今日は比較的暖かかったものの、暦だけでなく、実際に冬の訪れが感じられる頃になりました。天気予報によれば、明日、明後日は真冬並みの寒さとか。
木の葉は色づき散り敷き、掃いても掃いても枝から落ちてきます。雪はまだまだ大したことはないということで、小雪です。北国でも、大雪が降る程ではないが、本格的な冬将軍はすぐそこに鎧兜で仁王立ちという感じでしょうか。
小雪の中の七十二候は、
虹蔵不見:にじかくれてみえず
朔風払葉:さくふうはをはらう
橘始黄:たちばなはじめてきなり です。
紅葉のこの時期、赤い実をつけた「千両」や「万両」が可愛らしいです。
旬の食材は、「寒ブリ」「大根」「自然薯」に「白菜」“ぶり大根”が美味しい季節になりました。
きょうの気分は「しば漬け」に「お酒(冷や)」で。
黄交趾の徳利とぐい吞み、最近見つけたお気に入りです。
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